はい、おはようございます。
日が長くなってますね。いかがお過ごしでしょうか?
時の速さに驚くばかりです
戦後70年以上経っているのに40過ぎの自分にはそれくらいの年月などほんとあっという間なんだなぁと感じる今日この頃
戦後この日本は急成長してきたといっても、もう実感してる人は少なくなっているのではないでしょうか。トヨタ自動車をはじめ多くの企業が世界に進出していったのです。モノづくり大国ニッポンの神話は過去のことなのでしょうか?先日トヨタが決算を発表しましたね。営業利益5兆円超えです。ちょっと前まで1兆円の大台に乗ったと騒がれていたのに兆という数字が身近になってしまった感があります笑
そんな企業たちの中のsonyの話をちょっとしたいと思います
sony は井深さんと盛田さんによって戦後、東京通信株式会社を設立されました
彼らは世界で初めて録音できる機械を造ったのです
特許もとって、さあこれからこれを売っていこう!としたのです
ですが…ちっとも売れなかったそうです。いろんな会社に訪問しては売り込みをかけたけども「いらない」「そんな大きくて高い機械、何に使うんだ?」と門前払いだったそうです
彼らはその質問に答えられなかったのです。なぜなら彼らもそれが何に使えるか全然解らなかったからです。何かに使えませんか?と営業かけてたそうです
全く売れないまま半年が過ぎたそうですが、彼らは諦めなかったようです
そんなある日、一本の電話が入ります
それは裁判所からの電話でした
sony の最初のお客様は裁判所なのです
当時裁判の記録というのは手で書いて記録していたそうです。でもどうしても聞き間違いや聞き逃し、書き間違い、忘れなどが生じてどうにかできないかを考えていたといいます。そこで白羽の矢がたち実験するために導入されたのだそうです
結果は好評で全国各地の裁判所にどんどん納入していったそうです
やがて量産化できると価格を抑えコンパクト化にも進んでいき大きな企業の契約時の証拠としても使われるようになっていったのだそうです
ここまではニッチな産業としてやっていったのですが、少しずつ市場に浸透していくと富裕層にも広まっていきメジャーなものへと少しずつ変わっていきます
そんな中、ユーザーは誰も思いつきもしなかった使い方をしだしたのです
それが音楽を録音して聞くということだったのです
今では世界中24時間365日どこかの誰かがダウンロードしているであろうこの途轍もなく巨大な市場だというのに、当時だれもそんな使い方や予想などでできなかったのです。確かにいきなりそんな想像できませんよね(^^;
まったく新しい市場を造ってしまったsony はそこを全力で突っ走った。もうだれも追いつけることなんてできないほどの独走、ぶっちぎりの勝利。
sony に名前を変更するのですが音を意味するsonic と男の子を意味するsonny をかけあわせたといわれてます。こうしてかつてのsonyが築きあげられたのです。その後ソニーショックなどいろんなことがあって新しくなったり原点にかえったりと変貌はしていきます
sony のすごいところは録音の技術が売りだというのに再生しかしないウォークマンを世に送り出したことだと思います。マスコミも半分冷ややかな目で視ていたといいます。でもフタを開けてびっくり!!世界中で売れまくったのです。今のiphone のような現象だったようです。世界中の人たちが「カッコイイ!!」と絶賛して生活のステータスになり世の中の価値観さえかえてしまったのです。あのジョブスもウォークマンを参考にしてiphone を世に送り出したのですから
今までの常識や強みに捕らわれず人々のニーズに先に答えてアッと驚かせてきたsony
僕はこの企業が大好きだ
ここでひとつ疑問が浮かばないだろうか?
なぜ、井深さんと盛田さんは録音できる機械を造ったのだろう?と
その答えはたった一つだと思います
面白いから造ったです
「おもしろい」!!これなんです!
こんなのできちゃった!これで何か世の中が変わるかもしれない!
そんな感じでワクワクしていたのかもしれませんねぇ
開拓の原動力は好奇心とワクワク感です
それが何に使えるかなんて考えなくていいんです!!市場が自然と何かに使っていきます
面白いから造った
それでいいんです^_^
ワクワクしていきましょう
昔、sony に手紙を書いたことがありました。返信があってびっくり!Xに投稿しておきました
当文章は昔読んだ本などを記憶をたどって書いてます。食い違いなどあるかもしれませんが参考になれば幸いです
ではでは