はい、こんにちは(*^^)v
今日はちょっとわけあって過去の作品を少し並べてみます
アルマイトに関してはブログにも取り上げてきたのですが
鏡面はまだなかったものですから今回は製作過程の一部を記しておきたいと思います
鏡面のモデルがあった(ある)のはvaio 14pとvaio proとなります
14pの製作は終了したのでvaio proのパーツでご説明^_^

鏡面にするパーツはこの2つ
天板とパームレストです
写真がばらしたものでメーカーのブラック塗装が施されたままとなってます
天板は剥がして鏡面加工に出していたのですが、素材傷がうっすら見えたまま鏡面になるため今はこの黒のまま鏡面にしてもらってます。基本vaioロゴは外してあとからまた付けます
簡単にバラしてるように思えるかもしれませんがくっついてる部品同士を剥がすのってかなり大変です。もうなん十台とバラシてますが未だに緊張します。確率100%の成功ではないからです。前回よりも良いモノを。こればかり考えてます
さてパームレストなのですが、初めはこのまま鏡面にしてましたが、厚みが増してしまいいろいろと不都合なことが起こりましたので色を剥がして素材の姿にします

これが素材のままのパームレスト
結構擦り傷などがついているものです
メーカーも塗装をして見えなくなるということであまり擦り傷までは気をつけて扱ってはいないものです
どこのモノづくりの現場でもそれはかわらないなぁと感じます(笑)
これをアルマイト加工してダーティーな色にします。下地が黒などダーティーな方が綺麗に仕上がるからです。なんでも下地というのはだいじなんですねぇ

表だけを鏡面加工して裏はなにもしません
通電させたくない裏の場所などは後から擦ってもいいのですが、傷をつけたら製品価値が思い切り落ちてしまうのでテープでガードしておきます。種類を選んでテーピングしないとガスが発生して鏡面が黒く濁って失敗してしまいますので、下地と同じように前工程の準備はとても大切です

はい!いきなり飛びますが鏡面加工したパーツを並べたところです
ネコも見つめる…いや失礼(^^;
これを組み上げていくのですがネジだけで付けるわけではないんですよ
いろんな工程を得て形にしていきます

一つ一つ形にしていきます

そして完成
鏡面は明るい光では鮮やかに反射しますが暗い影ではダーティーに反射するのでいろんな雰囲気になります
今回は以上で終わります。また機会があれば細かい作業もお伝えできればと思います
最後に過去作一例をアップしておきます。ご参考に
ではでは!(^^)!









